Webアプリケーションの負荷試験を行うソフトウェアとして有名な「JMeter」をMacOSにインストールする方法です。
用途は様々ですが、AWSのオートスケーリングテスト用に環境を準備しました。
WindowsOSと同様に簡単にインストールが可能です。
インストール概要は以下のとおりです。
すでに導入済みの方は、手順2にお進みください。
こちらも導入済みの場合は、手順3にお進みください。
Homebrewのインストール
MacOS用のパッケージマネージャーをインストールします。
すでに導入済みの方は次の手順にお進みください。
以下のボタンを選択して公式サイトにアクセスしてください。
インストールという項目下に表示しているコマンドをコピーしてターミナルで実行してインストールしてください。
/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install.sh)"
JavaSDKのインストール
JMeterの動作用にJavaSDKをインストールします。
どのバージョンでも動作には問題ありません。現状はJava SE 14が最新版です。
最新版でも問題なく動きます。
以下のボタンからJavaSDKのダウンロードページへアクセスしてください。
macOS Installerの右側にあるダウンロードリンクを選択してください。
ダウンロード規約にチェックを入れてダウンロードしてください。
ダウンロードしたパッケージをインストールしてください。
JMeterのインストール
HomebrewとJavaSDKをインストールできましたらJMeterのインストールです。
インストールは非常に簡単で、Homebrewを使うと1個のコマンドを実行するだけです。
以下コマンドをターミナルで実行してください。
brew install jmeter
以下のような表示されましたらインストール完了です。
起動も非常に簡単で、ターミナルで以下のコマンドを実行してください。
jmeter
以下のような画面が表示しましたらJMeterが正常に起動しております。
現在インストールされるバージョンは5.2.1です。
日本語化は「Options」→「Choose Language」→「Japanese」で日本語に変更できます。
JMeterでELB配下のインスンスに負荷試験を行う場合は、DNSキャッシュを無効にしてください。
手順は以下のページが参考になります。